1977-05-12 第80回国会 参議院 外務委員会 第9号
いまのような不利益な公易条件の中では開発途上国としては全くこれはついていけないというふうな問題も出されております。問題点というのは非常に重大な問題に私はなる。ただ単なるこの先進国首脳会議における問題ではなくて、その点について政府としてはやはり貿易立国として真剣に考えなければならない問題点ではないだろうかと思うんです。
いまのような不利益な公易条件の中では開発途上国としては全くこれはついていけないというふうな問題も出されております。問題点というのは非常に重大な問題に私はなる。ただ単なるこの先進国首脳会議における問題ではなくて、その点について政府としてはやはり貿易立国として真剣に考えなければならない問題点ではないだろうかと思うんです。
○島清君 あとで公易営団の経理内容を資料にして出していただきたいと思います。出ておれば要りません。出ていなければ御提出をいただきたいと思いますが、この四億というのはどこから計算された四億でございますか。その計算の基準ですね、それをお知らせいただきたいと思うのです。
○政府委員(賀屋正雄君) 先ほども申し上げましたように、公易営団は戦時中回収を政府の委託を受けて担当した機関でございまして、これが政府にかわりまして回収いたしますに際しましては、供出者に対しましてその代金を支払っておるわけでございます。ところが、その回収をいたしまして、国家目的に使い果す前に接収をされました分は、今度法律が通りますれば、実質的な所有権者である国の帰属になるわけでございます。
○島清君 何か、この法案が成立いたしますというと、公易営団ですかの方に、何がしかの金を支払わなければならぬのですか、というようなことの規定があったように記憶をするのですが、それは、公易営団というのは今は解散をしておるはずだと私は思うのですが、なぜそれに何かしかの金を支払わなければならないかということについて、御説明を願いたいと思います。
むしろ民法の公易を目的としておる、営利を目的としない法人としてあれはあれで認めて、財團法人を認めて、営利行爲を目的としておるその他の法人については会社法の規定を適用するという方が正しいと思いますが、どうも法律の上で同じように取扱をするということはむずかしいと思います。
その後主として林君はインドあるいはアメリカ等、海外におつたのでありますが、ちようどこの戰爭前に公易営團が創設せられまして、主として三井物産の陣容、経驗を活用するというようなことから、総裁であつた石田禮助君が三井物産の社員であつた林君を連れて公易営團に入つた。
それが公易営團に発展いたしまして、公易営團の職員になりました。それから昭和十八年に上海に公易営團の職員として派遣されまして、上海連絡部の次長をやつておりました。それが半年くらいで、私は軍に臨時召集を受けまして從軍をいたしました。漢口から桂林の近くの零陵というところまで、野戰小隊長として戰爭して参りました。それから途中で軍政の手傳いをやらされまして、そのころに漢口に帰りました。
それは只今申上げましたように産業復興公團が産業設備の建設、或いは國内の遊休の設備、資材の買受、貸附或いは拂出をやりまして、重点的に産業の復興に寄與して行くとこういうことになればやはり一元的な大きな視野に立ちましてこの産業復興公團を動かして行くということでなければなりませんが、その場合に特殊鋼の場合におきまして、或いは先程の鉄鋼販賣会社の引継がまだ未了、或いは公易営團関係の外れておる分、こういうものが